耐震診断余話
耐震診断現場で出会ったもの達 Ⅱ
(1) ギフチョウの館
耐震診断に伺ったA様の御宅
伺った直後から 気になってました。 そこかしこに飾ってある蝶の標本や写真。
診断作業を終了して、世間話にかこつけて「蝶」の話題になるや出てくる出てくる
飾りきれない数々の標本や写真・・・特にギフチョウの飼育や保護には相当に熱心
の御様子でした。
カンアオイ(だったかな?)の葉に産み付けられた卵から自宅で孵化させ、成虫に
なったら、カタクリ(これもあやしい?)の咲く場所に放してやるそうです。
もう十年以上続けてきたが、今年はどうもうまく飼育できなかったとか・・・。
やはりこの暑さのせいでしょうか。
本物の ギフチョウ と カンアオイ(?)から作成された額飾りです。
飼育の研究成果です。
そして、毎度おなじみの蜂の巣です。
こちらのはかなり大物。
空でよかった。
(2) 蛇は守り神
耐震診断に伺ったB様の御宅
はじめは、よく見掛ける 墨絵の蛇かと思いました。・・・・が
でも、よ~く見ると
本物の蛇の抜け殻じゃあありませんか。しかも頭の先(目も)から尻尾までの完全体。
この依頼者さんは毎年4回ほど畳を上げ、荒床まではずして床下に空気を入れているという
まことにマメな方でした。 そんな時床下でこの蛇皮をみつけ、知人に話して預けたら数日後
には「寿」になって戻ってきたそうです。
こんな完璧な抜け殻はメッタにないらしく、「家の守りとして大切にしなさい」と言われたそうで
それ以来 守り神として大切にしてこられたそうです。
本当は、一緒に一万円を入れておくと御利益倍増らしいのですが、もったいなくて入れられな
かった とか・・・・・・う~ん よっくわかります。