20年後は こんな家が あったらいいな! コンテスト! 受賞者発表
中津川支部では地域貢献活動として「20年にはこんな家があったらいいな!コンテスト!」を開催しました。
審査講評
中津川市内の全小学校(19校)の3年生~6年生を対象に募集をしたところ、300以上の応募を頂きました。水中の家、移動する家、ツリーハウス、空を飛んで好きな場所に移動する家、宇宙を飛ぶ家などがあり、大半の作品は環境問題に取り組み、自然と住みたい家の結びつきをテーマにした作品が多くみられ、多くの子供たちが自然の中で暮らしたいという思いを感じとることが出来ました。一部の作品の中には、不審者に対する監視システムや戦争に備えた家(シェルター)などが描かれた作品にはこれからを考えさせられました。
20年後の自分の家という想像することが難しい課題であったにも関わらず、多くの力作がそろい審査に苦慮しましたが、選考の基準として絵の描き方・説明文・アイデアなどを審査の対象として選考委員会により審査を行いました。
中津川支部長 石川 英治 ごあいさつ
「20年後はこんな家があったらいいな!」コンテストに応募をしていただいた小学生の皆さん、ありがとうございました。かつて「水陸両用車があるといいな。空を飛べる車があったらいいな。」と思っていたことが実現する時代になってきました。「こんな家が造れたら楽しいだろうな。いつの日にか造りたいな。」と思いながら皆さんが描いてくれた家が、近い将来かないそうな気がします。私たち建築士も皆さんのアイデアに負けないよう、又夢のある家造りができるよう頑張りたいと思います。
関係者の皆様へ、この度は沢山の方のお力添えをいただき事業を進めることが出来たことに感謝を申し上げます。子供たちの豊かな感性溢れる作品が沢山集まり、私たちも忘れかけていた初心を思い出すことが出来ました。
この事業は3年間を予定しており、次年度は「こんな施設があったらいいな」、次々何度は「こんな町に住みたいな」を予定しています。建築士会中津川支部も60年を経てこれからも地域に貢献できる事業を続けていきたいと思います。次年度、次々年度も皆様のお力添えを、お願いいたします。
尚、本来ですと、授賞式を開催し、受賞者様に出席いただく予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため授賞式を中止し、受賞者あてに受賞の報告、記念品の発送に代えさせていただきました。