研修旅行
平成23年度 研修旅行
平成23年度岐阜県建築士会 岐阜支部研修旅行報告
本年度の研修旅行は平成23年10月29(土)30(日)支部会員18名の参加を頂き
近江八幡、奈良を訪ねました。
一日目は近江八幡の水郷巡りで手漕ぎの船に乗り、自然の中で穏やかな時間
を過ごすことができました。
そのあと町を流れる掘割と旧家の蔵が魅力的な街並みをボランテアガイドに
案内頂き散策しました。
近江八幡の街並み
旧西川邸、旧ウオ―ターハウス、近江兄弟社学園、メンタームのヴォーリスゆかり
の街はとても魅力的で印象深い街でした。
近江八幡をあとにして奈良の橿原市今井町を訪ねました。
今井町は江戸時代に栄えた、称念寺を中心とした寺内町で、重要伝統的建造物群
保存地区に選定されています。
東西600M、南北310Mの環濠で囲まれた城塞都市で現在も大半の民家が江戸時代から
の伝統様式が保たれた町並みを観て、歴史の重さを肌で感ずることができました。
最後に案内された今西家は「八棟造り」と呼ばれる豪勢な入母屋造りで本瓦葺きの
堂々とした城郭風の外観が印象的でした。
橿原市今井町
こうして一日目の行程を終えました。2日目は東大寺、奈良国立博物館、春日大社、
興福寺を観て廻りました。
小学校の頃に修学旅行で行った思い出のコースです。
「雲太、和二、京三」という大きさを歌う言葉の、和二(二番目)の大きさをほこる東大寺の
スケールは、圧巻でした。
東大寺
続いて平城京跡(第一次大極殿)を見学しました。
埋蔵文化財で世界遺産となっている平城京跡を大極殿まで歩いて見学しました。
圧倒的なスケールと社寺建築の美と匠の凄さに感動を覚えました。
近江八幡、奈良を訪ねて先人たちの素晴らしい知恵、技術、美的感覚に感動と
覚えるとともに歴史、建築の知識を学ばせて頂くことができました。