見学会
平成21年度 建物見学会
場所: 岐阜薬科大学新学舎
日 時: 平成21年10月7日 13:30~16:00 (雨)
場 所: 岐阜薬科大学新学舎
所在地: 岐阜市大学西1丁目地内 (岐阜大学内)
工 期: 平成19年9月 着工 ~ 平成21年10月30日 完成
設計: ㈱梓設計 名古屋支社
監理: 岐阜市まちづくり推進部公共建築課
㈱梓設計 名古屋支社
施工: ㈱塩浜工業・㈱バム建設 特定建設工事共同企業体
規 模: 延べ床面積 13,710.84 ㎡ 鉄筋コンクリート造(免震構造)8階建
参加人数: 34名
薬学では東海地域に新設校2校や既存の大学の全面改築2校が相次ぐ状 況から、岐阜薬科大学においても歴史と伝統を継承する新学舎を建設する こととなったそうです。
岐阜薬科大学新学舎は 薬学教育6年制に向け 薬剤師と薬学の専門技術者・研究者の養成に対応し、岐阜大学のキャンパス内に建設することで、岐阜大学の医学、工学、応用生物学との連携を強化した生命科学の研究機能の拠点作りを目指しているそうです。
岐阜大学医学ゾーンに配置されたデッキを薬科大学新学舎まで連続させ両大学の連携を高めるようにし、岐阜大学周辺の景観に配慮した外観、外構計画を行い岐阜大学各施設と一体化させています。
又、薬科大学を象徴する薬草園を 建物中央中庭に配置し、学生、教職員の交流の場所としました。
パブリックゾーンには、植栽等を施し、木質系の材料など自然の風合いを活かした素材を使用し、やさしい温もりのある空間を演出したそうです。
< 弾性滑り支承 >
免震構造に関しては、 天然ゴムと鉄板を交互に張り合わせたものと、テフロンとステンレスの間の摩擦が極めて小さいことを利用した装置(弾性滑り支承)の両者を組み合わせて使用、エネルギーを吸収する装置としてU型鋼製ダンパーを使用しています。
(一般な鋼材を使用している為鉛ダンパーより低コ スト)
< 天然ゴム系積層ゴム >
< U型鋼製ダンパー >