令和元年度(2019)活動報告
東海北陸ブロック会 女性建築士協議会 令和元年度前期定例(福井)会議
日 時:令和元年6月22日(土)
会 場:福井県国際交流会館 会議室3
(住 所:福井市宝永3丁目1-1 電話:0776-28-8800)
参加者:2名
ブロック会前期定例(福井)会議に参加して
報告者:長瀬 八州余
6月22日(土)の朝6時半に、中津川を桂川さんのご主人さんの運転する車で出発しました。
ほとんど一般道でしたが、一度も通ったことのない道で、楽しかったです。
下呂に出てR41号を通り、途中からR156号で和良を通って郡上へ出ますが、すごいカーブの山道を下ります。ナビの地図が尋常でない表示をしています。白鳥からR158号を通り九頭竜湖を眺めながら、道の駅「九頭竜」に寄ります。恐竜のオブジェが展示されており、時間になると動きます。丁度時間に合ったので、見ることができました。小さいお子さんは、ビックリして泣いていました。
福井県内では中部縦貫自動車道の工事を至るところでおこなっていました。
10時半頃福井駅に着きました。駅周辺を散策して、駅前の恐竜のオブジェを見ます。駅前の広場では「メロン祭り」をしていました。種類の異なる3切れを500円で味見することができました。美味しかったです。
駅中のビルで昼食をいただいて、会議の会場へ向かいます。
会議のお菓子は、後の見学会にちなんだ名前のお菓子でした。
御素麺屋「養浩館 別邸の月」「林檎ぱい」
懐紙として越前和紙を敷いてくださいました。
会議は13:30~16:00の予定でしたが、35分ほど超過してしまいました。
会議は会議次第に則って進みます。
審議事項・協議事項については、
・運営委員長は基本青年建築士協議会に出席について
・次回の後期(愛知)会議でのワークショップについて
・令和4年度の全建女の担当県について
上記3点が大きな話し合いの内容になっています。
オプションで「養浩館庭園」を見学しました。
電車の時間の関係で、途中で帰った方もいたので、集合写真は全員ではありません。
岐阜県は車での参加だったので、時間を気にすることもなく、じっくり見学をすることができました。桂川さんのご主人さんありがとうございました。
福井県の皆様にはいろいろとお世話いただきありがとうございました。
報告書 ブロック会議.pdf
(↑道の駅「九頭竜」での恐竜のオブジェ)
(↑JR福井駅前の恐竜のオブジェ。左側にあと2体あります。)
(↑受付の様子)
(↑(一社)福井県建築士会 会長 歌門啓二氏 挨拶)
(↑会議の様子)
見学会『名勝 養浩館 庭園』
報告者:桂川 麻里
ブロック会議の後、希望者のみ「魅力ある和の空間ガイドブック」にも掲載されている養浩館の見学に行きました。
福井空襲の時にも残っていた庭園の池や石組などは国の名勝に指定されています。
建物は1600年代(江戸時代初期)に建てられ、昭和初期まで残されており高い評価を得ていたそうで、調査をされたり、写真でも残されていたそうです。その為、空襲により焼失してしまっても、資料を元に現在の建物を平成5年に完成させたそうです。湯殿は杮葺き、茶室は茅葺き屋根の数寄屋造りでした。
元々は福井城の別邸として建てられ、「御泉水屋敷」と呼ばれていましたが、明治維新の時に政府所有となり迎賓館等の機能を果たしていたため、孟子の言葉を由来に「養浩館」となったそうです。
普段は建物はガイドブックと共にゆっくり見て回りますが、名勝庭園は見に行っても見て回るだけでしたが、今回はガイドさんの説明を聞きながら一緒にまわりました。
塀等の土台の下の石や飛び石等に使われている石は笏谷石と言い福井特有のもので、とてもきれいな緑色をしていました。他にも飛び石の種類にも意味があって並べられているという面白い話もして頂きました。建築士会の見学会ということで、いつもはよくたぶん何々の木で済んでしまう建物の材の種類もその都度教えて頂き勉強になりました。
今回は「魅力ある和の空間ガイドブック」に掲載されている建物で、他に愛知県の建物も見学に行ったことがありますか、どれも大変勉強になる建物ばかりだと印象が強いです。
まずは、東海北陸ブロック内の建物を制覇したいと思いました。
(↑集合写真)
(↑見学前の説明を受けている様子。赤い服の方がガイドさん)
(↑茅葺きと柿葺きの屋根の様子)
(↑塀の土台下に使用されている笏谷石)
(↑室内にて説明を受けている様子)
(↑庭園散策の様子)