平成27年度活動報告
第58回建築士会全国大会「石川大会」 2日目
日 時:平成27年10月31日(土)
地域交流見学会(エキスカーション)
Aコース 百万石文化が彩る情緒と歴史と文化の街 金沢
Bコース 加賀伝統工芸と新旧建築めぐり
Cコース 千里浜なぎさドライブウィエと沿線建物探訪
Dコース 世界遺産白川郷と飛騨の小京都高山
Eコース 豊饒な歴史を感じるぐるっと能登半島(2日間コース)
私たち2名はAコースの参加です。
金沢駅8:25→長町武家屋敷(野村家・自由散策)→鈴木大拙館→兼六園(昼食)→21世紀美術館→ひがし茶屋街(自由散策)→金沢駅16:00
天気予報では時々雨ということでしたのでしっかり雨具を持って参加しました。
このコースは参加申し込みが80名で2台のバスに分かれて各々逆回りで見学をするという説明でした。私たちは2号車で2名キャンセルがあり38名での移動となりました。
旅行会社の添乗員さんとパスガイドさんの2名の添乗で石川県建築士会の方の搭乗はありませんでした。
(金沢駅前おもてなしドーム 地下イベント広場にて 受付の様子)
最初の見学地は「長町武家屋敷」で「野村家」入場の後は自由散策です。
前日の夜、ライトアップされた「長町武家屋敷」を散策したので、夜と昼と違いを楽しむことが出来ました。
(野村家玄関)
(昼の様子)
(夜の様子)
(道の中央には水栓があり冬には地下水を流して雪を溶かしているということでした。)
次は谷口吉生氏設計の鈴木大拙館です。
金沢市出身の仏教学者である鈴木大拙への理解を深め、思索の場とすることを目的に、金沢市が2011年(平成23年)に開設した建物で、大拙生誕地の近くに立地し、借景となる本多の森公園との調和や大拙の精神とされる「静か」「自由」の具現化を図ったということです。
(建物の玄関部分)
(思索空間の建物外観。池は水が循環しているので冬でも凍ることはない。庭等の手入れは外部に頼んでいるが、池の掃除は職員が毎朝行い、きれいにしているということです。)
(思索の空間の建物内部。天窓があります。)
兼六園です。雨が降ったり止んだりでした。
(説明を受けながら見学をします。)
(11月から始まる雪釣り作業の準備がしてありました。)
(兼六園内の「寄観亭」にて昼食です。桜の花びらの左下器の料理が金沢料理の治部煮です。)
21世紀美術館です。
(美術間の入り口です。券を購入するのに並んでいます。団体は別の入り口からなので並ばなくても良かったので少し楽でした。)
ひがし茶屋街は自由散策でした。
金沢の茶屋街は東山地区の「ひがし 」と、野町地区の「にし」と、浅野川の近くで「ながれ」とも呼ばれた主計町の3つがあり、今回の見学は「ひがし茶屋街」です。
建物内部を公開しているところが数カ所ありその中の1軒国指定重要文化財「志摩」を見学しました。格式の高いお茶屋の建物で、当時を忍ぶことが出来ました。
(ひがし茶屋街の様子)
バスガイドさんが、新幹線が通じて街の様子がなんだかバタバタしています。もう少ししたら落ち着いてくると思いますがとおっしゃっていました。知り合いの女性委員の人もホテルの宿泊料が上がったと話していました。いろいろと変化が起きている金沢なんだと思いました。
雨に降られましたが、無事に見学も終わり、金沢駅より帰路につきました。