平成27年度活動報告
第58回建築士会全国大会「石川大会」 1日目
日 時:平成27年10月30日(金)
会 場:石川県立音楽堂(石川県金沢市昭和町20-1)
ANAクラウンプラザホテル金沢(石川県金沢市昭和町16-3)
金沢駅前おもてなしドーム 地下イベント広場(石川県金沢市此花町6-10)
テーマ「百万石の地で触れよう 未来につなぐ まちづくり」
参加者:2名
全国大会に参加して
報告者:宇佐美 泉
10月30日(金)、私と長瀬さんは第58回建築士会全国大会石川大会に参加する為、JR「しらさぎ」に乗り、お昼過ぎに金沢駅に着いた。大会式典は駅前の石川県立音楽堂で行われるので、隣接するANAクラウンプラザホテル金沢で昼食。金沢ならではの新鮮な魚介を使ったお弁当は、とても食べ応えがありおいしかった。全国から参加された会員のみなさんが、あちらこちらのテーブルで食事をとってみえた。昼食後、大会開会式まで時間があったので、宿泊先のホテルまで行きチェックイン。荷物を置き、身軽になって式典に参加した。
大会式典は、会場の石川県立音楽堂コンサートホールの収容人数が足りなかった為、第2会場(邦楽ホール)第3会場(交流ホール)の三会場に分かれて開催された。私たちは早めに入ったので、メイン会場の2階席に着席することができた。いつもならブロック毎か地域毎に席が指定してあるのだが、前述した理由でか、それがなかったため、あまり岐阜県や近隣県の方にお会いできなかった。
15時より大会式典が始まった。オープニングは、プロによるパイルオルガンの演奏。何とも深い味わいのある音で、よその地に来た高揚感を沈めさせてくれ、心静かに聞くことができた。
司会者挨拶。今回は女性会員の方が司会進行をされる様、何回か全国大会に参加したが司会を女性会員がされたのは初めてだ。
次に開会宣言。女性委員長の田尻純江さんがされた。田尻さんは親会の副会長も兼任されていて、石川県建築士会さんが、今大会に女性を積極的に起用されて運営開催されたことに、女性会員としてとてもうれしかった。続いて、
・国歌斉唱
・物故者追悼
・建築士会綱領朗読
・主管県会長挨拶 一般社団法人 石川県建築士会 会長 照田 繁隆氏
・主催者挨拶 公益社団法人 日本建築士会連合会 会長 三井所 清典氏
次に、表彰式が行われた。
・功労者連合会会長表彰 岐阜県からは、松野 由文氏・寺倉 修氏が表彰された
・伝統的技能者表彰
・連合会賞(作品賞)表彰
:実践活動表彰
次に、来賓祝辞
・国土交通大臣 代理の方が代読
・石川県知事 谷本 正憲氏
石川県知事のお話は、県の魅力や特産品の話など、ユーモアを交え時おり会場に笑いを誘い、とても楽しい挨拶だった。知事は正しく石川県の広報担当として、県をPRされたのだ。次に、
・金沢市長 山野 之義氏 長町武家屋敷周辺のライトアップの話が出てとても興味をもった。
・大韓建築士協會 會長 趙 忠基氏
・来賓紹介
・祝電披露
・大会アピール(宣言文朗読)
・大会旗引き継ぎ (石川士会 → 連合会 → 大分士会)
・次回主管県会長挨拶 公益社団法人 大分県建築士会 会長 井上 正文氏
来年は大分県。興味のある方は是非参加してください。16時30分、滞りなく大会式典が終了した。
会場を出て一旦ホテルに戻り、夕飯を食べに駅ビルの中にある回転ずし店へ。こちらの店はどこもネタが新鮮でおいしいとのこと、ここで「のど黒」の握りを食べたが、甘くて本当においしかった。(値段もリーズナブル)新鮮魚介を堪能し、まだ時間も早かったので、長町武家屋敷跡周辺を観に行くことにした。
駅前からコミュニティーバスに乗り、香林坊のバス停で下りた。少々道に迷ったけれど坂を下って少し入ると、土塀の続く細い路地があり、武家屋敷の面影が残る界隈に着いた。もう少しライトアップ(設置場所や箇所)を工夫すれば、もっといい雰囲気になるのにねって、二人で話しながらしばらく散策した。
10月下旬の北陸ということで、どんな服装にしようかと随分考えて、薄手のコートを持って行ったけれど、それもいらないくらいとても暖かな一日だった。
(音楽堂内部の案内看板の前にて。知り合いの石川県女性委員の人に撮ってもらいました。ありがとうございました。)
(式典のオープニングはパイプオルガンの演奏でした。荘厳な雰囲気です。)
(今までだと、会場の席はブロックごとに分けられていたので、それなりに近県で座ることが出来ましたが、今回はどこでも良かったでので2階席に座りました。音楽堂のコンサートホールだけでは収容できないので第2会場邦楽ホール、第3会場交流ホールが用意されて映像を流していたようです。青色の上着の一団は次回の大分建築士会の方たちです。)
(石川県のマスコットキャラクター 「ひゃくまんさん」と記念写真。会場入り口にて石川県をPRしていました。
「ひゃくまんさん」は石川県の郷土玩具であり、縁起物の「加賀八幡起上り」をモチーフに、石川の多彩な文化をギュッと凝縮し、百万石の豪華絢爛さをイメージさせるデザインです。
(武家屋敷の夜景)