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平成25年度活動報告

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平成25年度全国女性建築士連絡協議会(東京)

建築会館の入り口にて


★平成25年度全国女性建築士連絡協議会(東京)

日 時:平成25年7月13日(土)~14日(日)
会 場:建築会館
                (東京都港区芝5-26-20 電話03-3456-2067)
テーマ:『「地域と共生する居住環境づくり」~見直そう、これからの住環境と暮らし方~』
参加者:2名

大会アピール


平成25年7月13日 (土)

[全国女性部会長 (委員長) 会議]
11:00~13:00

[開会式] 13:15~13:30 於:建築会館ホール
・主催挨拶 連合会副会長 衛藤 照夫
・委員長挨拶、運営説明 連合会女性委員長 永井 香織

[基調講演]
テーマ 「江戸に学ぶ狭楽しさ」 ~貴女だからこそできる “真”の永久居住空間づくり~13:30~14:45
講師:天野 彰 氏 (アトリエ4A主宰)
3000軒余りの設計監理実績と40冊に及ぶ著述から演題の 「狭楽しい」 「二世帯住宅」 「居住のソフト」 「住改善」「減築」 などの多くの造語を世に送り出した実例と提案を交えて、 被災地の真の希望?国産認証材利用の家、 空間の立体多重演出、 老いてなお自立の生活、 やさしい “見“積り方法などについてお話いただきます。

「高齢者・障害者の居宅サービスの受給に適した住宅事例調査」 進捗報告15:00~15:20

[活動発表] 15:20~16:00
・ ユニバーサルデザイン研究会について(兵庫県建築士会)
・ 「地域防災における建築士の役割」 -DIGの手法を用いて- (鳥取県建築士会)
被災地における現状報告と取り組み 16:10~18:00
「住まいの再建となりわいの再生」 小山田サナヱ (岩手)
「被災地宮城県における現状報告と取り組み」 清本多恵子(宮城)
「考えよう!明日を担う子供達のためのすまいづくり」 鈴木深雪(福島)「長野県栄村復興村営住宅プロジェクト」 赤羽直美 (長野)


平成25年7月14日 (日)

[分科会]
9:00~11:30
  A分科会「震災① 防災への取組み」 司会:島田マリ子(福島)
          コメンテーター:金子ゆかり (北海道)、古戸睦子(青森)
  B分科会「震災② ボランティア活動の報告と取り組み」 司会:熊谷友子(岩手)
          コメンテーター:小山田サナヱ(岩手)、清本多恵子(宮城)
  C分科会「歴史的建造物と建物再生」 司会:伊東寿良子(埼玉)
          コメンテーター:中野万紀子(埼玉)
  D分科会「環境共生住宅と素材」 司会:山中路代(富山)
          コメンテーター:篠 節子 (東京)、矢尾志津江(石川)、 山本直子(高知)
  E分科会「景観まちづくり」 司会:仲谷美幸(和歌山)
          コメンテーター:徳田義弘 (富山)、柴山直子(滋賀)
  F分科会「子どもと住環境」 司会:三輪淳子(島根)
          コメンテーター:田中文代(三重)、伊藤順子(三重)
  G分科会「高齢社会」 司会:東 道尾(北海道)
          コメンテーター:城田幸子 (群馬)、小椋清市(熊本)
  H分科会「集まって住む」 司会:濵田剛子(熊本)
          コメンテーター:笠井香澄(東京)、天野美紀(東京)
                    * 参加分科会


[全体会] 11:45~12:30 於:建築会館ホール
・分科会報告(4分×8分科会) 各分科会司会者
・全体総評 連合会女性委員会副委員長 小野全子・全国大会しまね大会参加への案内 島根県建築士会
・平成25年度 全国女性建築士連絡協議会アピール 連合会女性委員会委員長 永井香織・閉会の辞



平成25年度全国女性建築士連絡協議会に参加して


                              報告者:下川滝美
 
 7月13日、14日と今年は東京での開催となる全建女に参加をしました。
 今年度は「高齢者・障害者の居宅サービスの受給に適した住宅事例調査」の進捗報告と被災地における現状報告など私にとっては関心のあるものばかりでした。
活動発表もユニバーサルデザインについてなどで参加させていただき多くのヒントを頂きました。
18時まで目いっぱい研修させていただき夕食は宇佐美委員長お勧めの老舗「野田岩」で鰻重を頂きました。
その後は東京タワーで夜景を見てホテルに帰りました。
朝は9時から分科会です。
私はG分科会「高齢社会」に参加しました。
ずっとこの分科会に参加をしています。
今年は住宅事例調査のこともあり具体的に活動をされている方の発表を聞きました。
 平成5年より市のリフォームヘルパー制度の中の建築士を女性委員会が担当している群馬県の発表や熊本で障害者の方のリフォームを多く手掛けている大工さんの発表を聞きました。
打ち合わせや資金のことなどどこも苦労しているようです。
高齢者の住宅改修に合わせて耐震改修をすることも皆さん関心のあるところのようで意見交換がされました。
有意義な研修が終わり、歌舞伎座、東京駅、KITTEなど新しい東京の名所を見学して帰ってきました。

基調講演.JPG
基調講演

活動報告.jpg
活動報告

分科会G.jpg
G分科会「高齢社会」

東京タワー.jpg 歌舞伎座.jpg  東京駅.jpg
東京タワー            新歌舞伎座              東京駅




E分科会「景観まちづくり」に参加して
                           
                報告者:宇佐美 泉
 
 2日目の分科会は、E分科会「景観まちづくり」に参加しました。コメンテーターは、滋賀県の柴山直子さんと富山県の徳田義弘氏でした。
 柴山さんは、滋賀県大津市内の自邸の改修工事をきっかけに、地域の伝統構法による木造建築物の保全を中心とした景観まちづくりについて話されました。行政と住民の間に入り相談に乗り、地域の保全を進めていかれる話をお聞きし、その行動力とバイタリティーにただただ感心しました。
 次に、富山県高岡市内のまちなみづくりについて徳田氏よりお聞きしました。
その中でも、高岡市金屋地区については今年の前期ブロック会議(富山県高岡市内開催)の折に見学していましたので、とてもスムーズに話を聞くことが出来ました。
 昔の街並みを保全したり、伝統構法による建築物を保全するのは、住民の理解や行政との連携を得なければならず、又地域全体に関わってくることで、とても時間のかかる活動だと改めて思いました。