平成22年度活動報告
第30回 建築文化講演会
日 時:平成22年9月18日(土) 14:00開演
会 場:ぎふ未来会館
女性委員参加者:6名
講師:伊礼智氏
テーマ:「設計の標準化、スタンダードアプローチを解く」
連休初日にもかかわらず、160余名もの方がお集まり下さりありがとうございました。
建築文化講演会に参加して
報告者:松村久美子
設計の標準化と聞くと建築人は「標準化?」と首をかしげそうです。
しかし、自動車や工業製品ではクオリティーや安全性を高めるため
当たり前に行われている。と始まりお話に引き込まれていきました。
建築設計の標準化とは
・完成度が高く、アベレージの高い仕事になる。
・仕事のスピードアップ、クレームの減少にもなる。
・創造性の退化ではなくそれをベースに新たな挑戦を可能とする。
・設計者の作風を創り上げる。
・設計をより確かなものにしていく手法。
設計や仕事の仕方を改善していくことと考えている。
穏やかな口調で話されましたが、なかなか職人気質なのではないかと思いました。
そして設計とクライアントを大切にされていることが伝わる講演会でした。
懇親会に参加して
報告者:宇佐美 泉
講演会後、岐阜市神田町にある「南風亭」において、先生を囲んで懇親会がありました。藤井会長・横井副会長をはじめ青年委員会の方々が集まり、とても和気あいあいと話しがはずみました。
仕事の進め方や、事務所の従業員の人数や給料等、普通は中々お話して頂けないことも、誠実にお答え頂きました。東京と地方では、色々な面で違いがあるんだなあと思いました。
又、青年委員の方々ともじっくり話をする事ができ、相互の考え方の違いや共通点、これからの課題等、普段顔は合わすけれど中々話をすることもできなかったので、これはいい機会だったと思いました。