平成29年度活動報告
東海北陸グロック会 後期 ぎふ大会 報告1日目
建築士会 東海北陸ブロック会 女性建築士協議会
平成29年度後期ブロックぎふ大会
日 時:平成30年2月24日(土)~25日(日)
会 場:十八楼
(岐阜市湊町10番地)
みんなの森 ぎふメディアコスモス
(岐阜市司町40番地5)
テーマ:『温故知新』今の自分を知る、そして新しい自分へ
参加者:49名 (内岐阜県女性委員16名)
東海北陸ブロック会 女性建築士協議会
平成29年度後期定例 ぎふ大会に参加して
報告者:長瀬八州余
平成29年度 東海北陸ブロック会 後期定例会の担当県は岐阜県です。
ブロック後期は例年だと青年と共同開催なのですが、今年度は別々の開催になりました。
岐阜県の女性委員としては後期の単独開催は初めてのことなので、予算組み等いろいろと大変でしたが、皆で知恵を出し合って、楽しく有意義な二日間になるように、いろいろと計画してきました。
皆さんにお配りするペットボトルのお茶も岐阜県のゆかりの物が今いろいろと出回っていますので、皆で持ち寄って飲み比べをして、使用する物を決めたり、分科会での「町歩き」は、実際皆で歩いて、時間を計ったりしてコースの検討をしました。
懇親会はビンゴゲームを計画しました。スマホのアプリでビンゴゲームのアプリがあり、スマートにゲームを進めることができたのではないでしょうか。
岐阜県に縁の品物を景品にして、より多くの人に当たるように、1等から5等まで20個用意しました。今回懇親会の参加者は41名で半数の方が何かしらのお土産を持って帰られたと思います。
二日目の講演会の先生は、ここ数年岐阜県女性委員会の研修会で講師をお願いしている「マスターライフオーガナイザーの竹内靖子先生」です。私は年に1回先生のお話を聞いて、心を新たにして家の片付けをしています。
閉会式では、運営委員長が福井県の吉田さんから三重県の大森さんへ、連合会の出向が愛知県の筒井さんから吉田さんへとバトン渡しがおこなわれました。
宿泊の旅館は岐阜市内でも有名は「長良川温泉 十八楼」です。創業150有余年の老舗旅館です。いろいろと楽しんでいただけたのではないかと思っています。
(10時に集合して会場準備や打ち合わせをおこなう)
(十八楼のお弁当です。)
分科会 まち歩き
県都「岐阜城下町をめぐるたび」
①岐阜公園コース
報告:松村久美子
会場の十八楼から長良橋通りを歴史博物館に向かって進み武田五一設計の名和昆虫博物館の外観を見学したところで雨がポツポツ。幸い傘をさすほどではなく少し雨宿りをしたのち信長公居館跡へ。
NHK番組ブラタモリ〝岐阜″の回に出演された岐阜市社会教育課の方に案内いただき発掘調査、信長や濃姫の暮らし、居館の様子を聞きました。
跡地に立ちタブレットを利用し居館再現CGを見ると信長の時代にタイムスリップしたような気分になりました。
山肌の見える大きな岩盤の前では参加者から「これがチャートね」の声も聞こえてきました。見どころが多く限られた時間のなか後ろ髪をひかれる思いで次の三重塔へ。
岐阜市歴史まちづくり課の方から大正天皇の即位を祝う記念塔として建てられたこと。
建物概要、平成26年からの修復整備工事などについて説明してもらい修復整備工事が終わったばかりの内部を特別見学。
心柱は懸垂式とお話しがありましたが実際に見ると思った以上に浮いていて皆さん驚いていました。天井材の一部が開けてあり斗組みを見られたこともよかったです。また建立場所は日本画家川合玉堂が決めたといわれており、お天気が良くない日でしたが長良川、伊吹山方面の美しい景色がひろがり、岐阜もいいでしょう。とちょっと自慢したくなりました。
おもてなしをする側でしたが自身が楽しんでしまい大丈夫だったかなと思っていたところ、他県の参加者から「楽しいコースでした。鵜飼いの時期にもう一度ゆっくり来ようとはなしをしています」嬉しいお言葉をいただきました。
(歴史博物館の前を通る)
(名和昆虫博物館の外観を見学)
(岐阜市社会教育課の方と合流)
(タブレットを使用しているところ)
(チャート見学)
(いざ三重塔へ)
(三重塔内部の見学の様子)
(天井裏の斗組を見る)
(心柱の様子)
県都「岐阜城下町をめぐるたび」
②井ノ口・金華・川原町コース
報告者:井之口洋子
「開会式後、ガイドブック『ぎふ歴都路たび』の説明があり分科会へ移動となりました。2班に分かれてのまち歩きです。
コース2では川原町から井の口を巡るコースでした。主に案内してくださるのは小林さんです。
事前にルートを教えて頂き、注意点など聞きました。
十八楼から出発して川原町を抜け城下町へと進んでいきました。どこからでも金華山が見え、岐阜城を見ながらのまち歩きです。
効率よく回れるようにルートが考えてあり、古い町並み、武家屋敷、町家の家並み、うだつのある蔵など見ました。
途中で日本三大仏の岐阜大仏のある正法寺ではご住職に案内して頂きました。大仏をどうやって作ったのか、少しうつむいている大仏様はどうやって支えているのかと構造的なことまで説明があり、どうしてこんなに詳しいのかと思っていたところ、ご住職も建築士であることが分かりました。 ご住職のお顔が大仏様によく似ていると皆が口々に話しておりましたのでこちらで集合写真をご住職と共に撮りました。
その後もまちの文化的建造物の標札がある建物などを見学し、最後は川原町のカフェでおひな様を見ながら休憩して十八楼まで戻ってきました。
普段は車で通ることはあっても歩いたことのない町並みをゆっくり見ることで城下町の様子がよく分かりました。
(岐阜大仏正法寺前にて集合写真)
(見学の様子 オレンジの半被は岐阜県女性委員です。
ポツポツ雨が降り出して。)
(見学の様子)
(地元の女性委員が説明者なので近道を知っており、普通の見学会では味わえない道を進みます。)
ブロック会議
報告者:岐阜県女性委員長 高野栄子
関ヶ原のお茶と玉井屋本舗のおいしいお菓子を頂きながら、定例の後期会議を行いました。各県の活動報告は大変興味深く、今後の活動の参考になりました。各委員からも活発な質疑があり、有意義な会議となりました。
また、30周年記念事業についてもより具体的な内容で話し合いができ、愛知県で開催予定の記念事業が楽しみです。そのほかに連合会やブロック会での女性委員会としての活動内容を知る良い機会でした。連合会ではいま「魅力ある和の空間ガイドブック」の作成に取りくんでいます。岐阜県からも全国にご紹介すべき空間を推薦したいと思います。
今後の反省として各県の活動報告の時間が足りず、皆さん熱心に報告されたのでもう少し会議の時間に余裕があった方が良かったと思いました。
来年度のブロック会前期は富山県 後期は三重県です。
懇親会報告
報告者:長尾則子
ブロック岐阜大会 懇親会の様子を振り返ります。
十八楼のお料理やサービスは始まる前から期待大でした。
当初、横井副会長の話が長くなりましたが、乾杯して無事にスタート。
途中のビンゴ大会も皆様のおかげで大盛り上がり。
程よい人数の女子で、美味しい食事飲み物を囲んで交流でき、和気藹々、雰囲気良く最後まで楽しい時間となりました。
同じテーブルで先輩のご苦労された話をユーモアで教えて頂き、自分の励みとなり、また自分の仕事の愚痴を聴いてくださったりと、ありがたい時間でした。
建築女子の仲間を意識でき、今回大変有意義な時間を過ごせて、ご参加くださった皆様、企画運営してくださった役員の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
(懇親会の様子。今回席番号は木偏の漢字にしました。
桧、杉、楢、松、栃、桂、椹、槙 全て読めますか。)
相談役の筒井さん2等賞です。
裏話、1等と2等は同じ物です。)