平成28年度活動報告
第59回建築士会全国大会「大分大会」 1日目その1
第59回建築士会全国大会 「大分大会」
日 時:平成28年10月22日(土) 23日(日)
会 場:別府国際コンベンションサンター ビーコンプラザ
(大分県別府市山の手町12-1)
別府市公会堂
(大分県別府市上田の湯町6-37)
テーマ「ひとづくり」「ものづくり」「まちづくり」で地域の創生
おんせん県おおいたで湧き上がる多様な知恵
参加者:4名
建築士会全国大会「大分大会」に参加して
報告者:長瀬八州余
第59回建築士会全国大会「大分大会」が平成28年10月22日(土)に開催されました。私たち岐阜県女性委員会は、4名の参加でした。そのうちの下川さんが「福祉まちづくり部会」で発表をされるということで、前泊で別府に行きました。
10月21日(金)
小倉まで新幹線で小倉から別府まで特急ソニック(白色)に乗りました。座席は革張りで豪華でした。特急ソニックは白色と青色があり内装も違います。白色ソニックの座席は最初すべて革張りでしたが、滑りやすいということで古くなった座席から順次布に換えているということでした。プチ情報としてエキスカーションの時のバスガイドさんが教えて下さったのですが、別府~大分間下りのみ車内案内はテレビ番組「世界の車窓から」のナレーターの石丸謙二郎氏がおこなっているということです。私たちは、別府で降りたので聞くことができませんでした。
(特急ソニック(白)の車内の様子)
別府は「別府八湯」と言われる8つの温泉地で構成されています。今日のお宿はまちの中心地に位置する「別府温泉」エリアにある野上旅館に泊まります。
(旅館入り口)
お昼を食べて、旅館に荷物を置いて、少し観光をします。「別府市竹細工伝統産業会館」と「大分香りの博物館」を見学しました。旅館はもとより会館でも博物館でもすぐにタクシーを呼んでいただくことができました。
(別府市竹細工伝統産業会館内にて) (大分香りの博物館入り口)
下川さんは明日の打ち合わせのため途中で別れ、夕食で合流し、居酒屋で海鮮料理をいただきました。
10月22日(土)
朝から雨でした。タクシーでメイン会場の「別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザ」に行き受付をします。下川さんはパネラーとして参加するので、すぐに打ち合わせに向かいます。
小林さんが午前に参加する「第4回ヘリテージマネージャー大会」は会場が異なり別府市公会堂です。ビーコンプラザからシャトルバスが出ていると思っていたら、ここで受付を済ませて別府市公会堂へ行かれる方を想定していないということで、タクシー等で行ってくださいという説明でした。受付を済ませなくても、直接別府市公会堂へ行って参加できたようです。しかしそのお知らせは何所にもなかったように思います。少し不親切ではないでしょうか。小林さんはタクシー乗り場に向かい、桂川さんと私は、10時まで時間があるので交流セッションの「折り紙建築フォーラム」へ行き、講習を受け、作品を作りました。大分県内の建物をオリジナルで作っていて、その方から直接教えていただく事ができました。作者の方は、オリジナルを作るのは大変だが、すごく楽しいとおっしゃっていました。
(講習を受けている様子)
(作品と共に記念写真)
時間になり桂川さんは、女性委員会担当の「和室についての報告」私は下川さんが発表される「福祉まちづくり部会」へ参加です。
12時各プログラムが終了後、4人で集まり昼食です。本来ならビーコンプラザ レセプションホールと芝生広場が昼食会場ですが、あいにくの雨ふりのためにレセプションホールでの食事となりました。
(お弁当)
(食事会場の様子)
昼食後下川さんは家の用事とため岐路につきます。
午後からは、小林さんは「建築相談本部会セッション」へ、桂川さんは「環境部会セッション」へ、私は「記念講演」へと向かいます。
15時からの式典は、コンベンションホールでブロックごとの席割りがなく自由でした。今回の大会参加者は3,100名ということでした。
オープニングセレモニーは日本文理大学チアリーディング部「BRAVES」の華麗な演技でした。その後、開会宣言、開催県会長挨拶、国歌独唱と続きました。
(チアダンス)
来年は平成29年12月8日(金)京都府です。
例年通りの10月開催では宿泊が取れないということで、1年の内で比較的行事が少ない12月開催ということになったようです。
(大会旗引き継ぎ後、京都府士会の挨拶)
(会場ホールの一角に京都府のブースがあり、着物姿の人もいます。)
17時に式典終了で、シャトルバスにて別府駅に向かいます。シャトルバスを待つ列に並んでいるとき、シャトルバス係の建築士会の方に大分県のお土産は何でしょうかと尋ねたところ「ざびえる」ということでした。フランシスコ・ザビエルが大分へキリスト教布教に来ていてそれでこういう名前のお菓子があるということです。帰るまでに買わなくてはと思いました。
(お土産 ざびえる。味は2種類あります。)
別府駅から大分駅にJRで行き宿に向かいます。荷物を降ろして、ホテルで食事処を聞いて行ってきました。昨日よりはリーズナブルでしたがおいしかったです。
大分建築士会のユニフォームは2種類ありました。
青色の長袖と黄色のベストタイプです。
(モデルありがとうございました。)
10月23日(日)
エキスカーションに参加です。
小林さんはEコース「静寂な山荘と湯の坪街道の秋を巡り湯布院のまちづくりのビジョンを学ぶ」桂川さんと私はBコース「杵築の街並みと1300年の歴史先達・天台宗住職と巡る国東半島特別拝観ツアー」に参加です。両コースともバスは2台でした。大分建築士会のエキスカーション担当の方は、Eコースは人気がありバスが2台になるかなあと思っていましたが、Bコースがこんなに人気になるとは思っていませんでしたとの事です。
Bコースの大分建築士会担当の方が、昨日シャトルバスの乗り場でお土産の話をうかがった方でした。
見学を終えて、大分駅に集合して、お弁当を買い、特急ソニックに乗って帰路につきました。帰りのソニックは青色でした。内装も白と異なっています。
(特急ソニック(青)の内部)
三日間とも雨に降られましたが、無事に、楽しく過ごすことができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。