岐阜県建築士会　女性委員会

日　時：令和６年12月21日（土）　14:00〜16:30

場所：ハートフルスクエアーG　大研修室

　　　　（岐阜市橋本町１丁目10番地23）

参加者：女子学生等　１７名（申込２１名）
　　　　女性アドバイザー　１４名（内女性委員会６名）
　　　　岐阜県畳組合　８名
　　　　たくみアカデミー関係者　３名
　　　　岐阜県建築士会関係者　１名
　　　　岐阜県　ぎふ担い手育成支援センター　１名
　　　　学校の引率先生　３名
　　　　TV関係者　数名

 

「たくみ女子会」報告

報告者：田中佐企

昨年に引き続き、岐阜県立国際たくみアカデミーとの共催で建設業界における女子のネットワーク構築を目指し「たくみ女子会」が開催されました。

今回はアドバイザーとして県内工務店様と建築士会より合わせて14名、学生等より17名が参加されました。インフルエンザ等が流行っている中、飛騨方面からの参加者もあり、非常にありがたいことです。

初めに、来賓の挨拶として岐阜県建築士会会長様、国際たくみアカデミー校長様よりお言葉をいただきました。


（↑　岐阜県建築士会　石黒会長　挨拶）

（↑　国際たくみアカデミー校長　挨拶）
 

続いてプレイベントとして、畳のことを学びながら「おしゃれなオリジナルミニ畳を作ろう」を50分間行いました。
受付時に自分の好きな畳表と縁を選んでいただいたのですが、この選ぶ時間も参加者の皆様の緊張がほぐれるきっかけになったのではないかと思います。
普段はあまり気にしたことのない畳の仕組みや仕様のことなどが細かく学べ、日本古来からの建築素材の良さに触れることができたことで、これからの暮らしの中に少しでも畳の空間が増えていくようになればいいなと思いました。
ミニ畳のワークショップでは、シワやよれが出ないように引っ張りながらタッカーで止めていく作業があったのですが、みなさんとても器用に作成されていました。
作成経験のあるアドバイザーさんから、どのように使っているかのお話も聞きながら楽しめたのではないでしょうか。

 

（↑　畳表と畳縁）


（↑　座学での映像）



　（↑　作業時の説明の様子）


（↑　作業の様子）


（↑　グループトーク前に休憩があり、お菓子とお茶の配布があります。）


 

その後のグループトークは各回30分間で２回行われました。

学生等のみなさんからは以下のような質問がありました。

・実際働いて見える方のお話が聞けて、どんな仕事内容なのか知れたし、今後の自分がどう進路を決めていったらよいか少しイメージすることができてよかった。

・資格勉強について生の声を知ることができ、自分自身で資格勉強する際に役立てたいと感じた。

・仕事復帰や育休についての実際が分かった。

・どのような資格を取るといいのか、また実際に現場で経験したことの話を具体的に聞けてイメージしやすくなった。

・高校の先生でも知らないような実際の現場の様子や、仕事の内容を知ることができてよかった。高校の先輩もいて、具体的な話だった。こちらから質問するばかりでなく、たくさん仕事についてお話して頂けたのでわかりやすかった。

など、ネットの情報では取得出来ない、現場の生の声を聞くことができ、また、アドバイザーの皆さんもはっきりと隠さず教えてくれたことに意味を感じていただけたようでした。

一方、アドバイザーさんからは以下のような意見をいただきました。

・他のアドバイザーの方と話せたのも楽しかった。

・これから建築業界に入る人に向けてざっくばらんに聞けるのは良いと思う。若い人が女性アドバイザーに入ってくれるとより身近に感じられて良いと思う。

・建築士会の方がリードしてくださったので、無言になる時間も少なく、話しやすいと感じた。

・学生の方と話せて原点に返った気持ちでした。同じ志を持った人たちと話せて頑張りたいなと思いましたし、その環境を自分たちが作っていければと思いました。ありがとうございました。

アドバイザーの方、学生等の方どちらの皆様からも、参加して良かった、将来のために有意義な会であるという意見をいただきました。

たくみ女子会は今年度で終了となりますが、次年度からも皆様にとって有意義な活動になるよう、新たな事業に取り組んでいきたいと思います。

今回のたくみ女子会には岐阜放送とC C Nの2社の取材があり、後日テレビ放送がされる予定です。


（↑　グループトークの様子）
 

（↑　今回はTV放映される関係でミナモの参加もありました。）