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令和6年度(2024)活動報告

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第66回建築士会全国大会 鹿児島大会 その1 全体報告、記念フォーラム、大交流会報告

女性委員会から参加 4名の集合写真 式典会場内にて

 

★第66回建築士会全国大会「鹿児島大会」

日 時:令和6年10月25日(金)
会 場:メイン会場:宝山ホール(鹿児島市山下町5-3)

    サブ会場:鹿児島市中央公民館(鹿児島市山下量5-9)

    セッション会場:カクイックス交流サンター(かごしま県民交流センター)
            (鹿児島市山下町14-50)

    大交流会:かんまちあ(鹿児島市浜町2-20)

テーマ:もえよ!建築維新
    ~たぎる地で築くみらい~
参加者:4名

 

大交流会 会場にて集合写真

 

全体報告

報告者:長瀬 八州余

 

 10月24日(木)に鹿児島に入り前泊しました。

一日目

10月25日(金)は午前10時開始の女性セッションの用意があり、カクイックス交流センターに8時50分に集合でしたので、ホテルを7時過ぎに出て、市電に乗って会場へ向かいました。8時半頃着ました。

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(↑ カクイックス交流センター(2024年4月よりかごしま県民交流センターより名称変更))
 

午前中は女性セッションに参加して、後片付けをして、福祉まちづくりセッションに参加していた桂川さんと一緒に、徒歩で8分ぐらいの所にある、宝山ホールへ向かいます。
石黒会長と会いました。

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(↑ 石黒会長と一緒に集合写真)

 

宝山ホールは53年前の昭和46年(1971)第14回全国大会鹿児島大会を開催した所です。
今回は参加者3、065名と多くなったので、九州ブロックの方は、宝山ホール隣の鹿児島市中央公民館での参加になりました。

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(
↑ 左の建物が鹿児島市中央公民館 右の建物が宝山ホールです)

 

まずは昼食です。お弁当を宝山ホールにて引き替えて、鹿児島市中央公園にて昼食をいただきます。
屋外なので雨降りでなく良かったです。運良く、高野さんと小林さんと会うことができました。

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(↑ 予約していた薩摩おごじょ弁当)

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(↑ 予約していた薩摩黒膳弁当)


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(↑ 昼食の様子)
 

宝山ホールにて、記念フォーラムに参加です。

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(↑ 会場の席について。サブ会場の鹿児島市中央公民館が九州ブロックの方の会場になります)


記念フォーラムから式典までに、30分の休憩があったので、宝山ホール2階ロビーで展示されていた、連合会女性委員会のパネルを見に行きました。

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(↑ 女性委員会のパネル見学の様子)
 

15時より式典の始まりです。オープニングは鹿児島県奄美諸島の「奄美の島唄」で里アンナ氏と前山真吾氏2名の三味線と弾語りで始まりました。

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(↑ オープニングの様子)
 

開会宣言は鹿児島の方言で宣言されました。

物故者追悼は昨年の静岡県大会から今日の鹿児島大会までに亡くなった338名に黙祷を捧げました。

来賓者は国土交通大臣、林野庁長官、鹿児島県知事、鹿児島市長の4名でしたが、3名は代理で、鹿児島市長のみがご本人の参加でした。

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(↑ 開会式の様子)
 

表彰式等があり、大会アピールです。
岐阜県建築士会会長の石黒氏は連合会副会長になったので、今回大会アピールを鹿児島県建築士会会長の西薗氏と一緒に読み上げました。

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(↑ 岐阜県建築士会石黒会長の大会アピールの様子)
 

大会旗引継で次回の開催の大阪府に引き継がれました。
大阪府建築士会会長の挨拶で、大阪府ははじめて全国大会を開催しますと話されましたが、皆さん「ハテナ?」という顔をしていました。
前回の昭和45年大阪万博では大会はではなく「万博建築祭(大阪)」としての開催でした。

平成23年は東日本大震災で中止となったので、大会となるのは今回が最初です。大阪府の会員の皆さんはきれいな赤の半被を着て、会場では目立っていました。

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(↑ 次回大阪大会のPRの様子)
 

 式典が終わって、大交流会会場へ移動しました。

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(↑ 大交流会の様子)



二日目

10月26日(土) エキスカーションに参加です。

 

三日目
10月27日(日) 個人としては今回3泊4日の予定で鹿児島に来ました。
帰りは午後の新幹線だったので、午前中は「カゴシマシティービュー」という、観光地を回っているバス路線があり、それに乗って、仙巌園と旧鹿児島紡績所技師館(異人館)の2ヵ所の見学をして、鹿児島中央駅より帰路につきました。



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(↑ 仙巌園にて、桜島をバックに。最終日が一番お天気が良く桜島を見ることができました。)

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(↑ 旧鹿児島紡績所技師館(異人館))


九州新幹線(今回はさくら)は、2席が2列なので、のぞみより席が広いです。
 

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(↑ 九州新幹線 さくら内部)

雨に降られること無く4日間過ごす事ができました。
鹿児島県建築士会の皆様ありがとうございました。

 

 

記念フォーラム

演題「建築維新ではじまる未来」

                        報告者:高野 栄子

 大会テーマ「もえよ!建築維新~たぎる地で築く未来~」に呼応したフォーラム形式の講演会でした。
鹿児島県は明治維新の地でその「維新」をキーワードに3名のパネリストによりショートレクチャーがあり、コーディネーターの方が話を進められました。

作家・国文学者の林望氏、エンジニアの後藤一真氏、建築家の大西麻貴氏の3名がそれぞれの維新について話されました。
後藤さんは構造エンジニアで大阪駅北口広場の屋根の設計をされました。
大西さんは現在桜島の義務教育学校の設計をされているようです。
皆さんの実績と今後の希望を伺いました。

過去を反省し、破壊するのではなく継承していくべき事を現代の「維新」ととらえるべきだそうです。

それぞれの未来を語られました。
ロンドンの建築について、建築は風景の記憶、愛される建築について、熊本震災ミュージアムのこと等多岐にわたるお話がありました。
別々の分野で違った視点での様々な内容で大変勉強になりました。
メイン会場の他にサブ会場も設けられ大変盛況な会でした。

 

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(↑ 記念フォーラムの様子)

 

大交流会に参加して

報告者:長瀬 八州余

 大会式典終了後、会場を移動して鹿児島駅近くの「かんまちあ」の屋根付きイベント広場にて大交流会が、午後6時より開催されました。

 ビールでの乾杯は、午後6時までお預けで、焼酎がウエルカムドリンクで、私が会場に着いた時には皆さん、もうすでにいっぱい飲まれていました。

 岐阜県は福井県と同じテーブルでしたが、福井県の方が、このテーブルに寄る事はありませんでした。
岐阜県からの参加は、女性委員会の4名と中濃支部の今井さん親子と石黒会長が参加されていました。

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(↑ 岐阜県のテーブルにて)

 テーブル毎に、鹿児島県建築士会の方が一人ついてくださり、いろいろとサポートをしてくださいました。

 テーブルにはおつまみが置いてありますが、会場の回りに、キッチンカーや屋台が並んで、鹿児島の味を堪能することができました。

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(↑ 屋台やキッチンカー)



また会場の四隅は焼酎のコーナーがあり、地域別に分かれており、いろいろな銘柄の焼酎を楽しむことができました。
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(↑ 焼酎コーナーの様子、ア、イ、ウ、エと番号がついていた)



センターには3Mの焼酎の飲み比べができるように、パックが用意されていました。
焼酎3Mとは2000年代前半に起きた本格焼酎ブームの中で、とりわけ人気の高かった芋焼酎である「魔王」「村尾」「森伊蔵」の事を指し、3銘柄の頭文字が「M」と言うことで、3Mという呼び名がついた。

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(↑ 3Mのパックの様子)
 

 ステージ上では、司会者がのべつ幕無しにしゃべっていて、会場内がうるさく、隣の人との話も聞き取りに難かったです。

 キッチンカーや屋台の場合早々と品物が無くなり、食べることなく終わる事が多いのですが、今回は、比較的最後まで品物はあり、終わりがけに取りに行っても、いただく事ができました。

 終了は21時だったのですが、中締めは20時半におこなわれました。

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(↑ 市電の様子)
 

 係の皆様ありがとうございました。