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令和6年度(2024)活動報告

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令和6年度 第33回全国女性建築士連絡協議会(東京)その1 全体と委員長会議

会場にて集合写真

 

日時:令和6年7月14日(日)~15日(祝月)
会場:日本建築学会 建築会館とZOOM
    東京都港区芝5丁目26番20号
参加者:対面   名 リモート  名 合計 約300名
    (岐阜県から 対面4名、リモート2名)
テーマ:未来へつなぐ「まち・ひと・建築」~インクルーシブな社会を目指して~

プログラム、会場案内


大会アピール

 


■オンラインで参加をして
 

報告者:下川 滝美

 

第一日目の開会式、被災地報告、基調講演をウェビーナで参観しました。

何度も経験はしていたのですが油断をしていました。

ウェビーナの場合、参加型ではなく視聴型なので予め名前と県名を直しておかないといけません。

いつものつもりでZOOMに入ってから変更できると思っていたらできずに3度入りなおしました。

開会式は音声がハウリングしていて聞きづらくQ&Aで「音声が聞き取りにくい」と送りました。

被災地報告になるとマイクに切り替えたせいかまったく音声が聞こえません。

またまた「音声が出ていません」と投稿。Q&Aは主催者と発表者にしか見えないと書いてありましたが会場にも見えていたようでちょっと恥ずかしい思いです。

でもそのおかげで10分後に音声が聞こえるようになりました。

多少まわりの音声が入りながらも被災地報告を聞くことができました。

最初はこの状態でウェビーナでの感想を書くのは辛いな~と思っていたのですが発信元の方が何度も調整をしていただけたおかげで途中から最後まで快適に視聴ができました。

チャットやQ&Aという手段で双方向のやりとりができ対応していただいた方に感謝です。

ということで被災地報告の途中からの感想になります。

理由はわかりませんが画像の精度があまりよくなく手元の資料を見ながら視聴しました。

石川県からはじまり北陸3県の発表では実際に被災された方の暮らしや被災されていながらも支援等に対応された方々の苦労を生の声で聴くことで被災地の大変だった様子がよくわかりました。また新潟県建築士会の報告では隣県であり被災をしている方も多い中、建築士会の対応の速さも感心しました。岐阜県も隣県ではありますが何か力になれることはなかったか、これからもできることがあれば。。。と思うことしかできませんでした。

岡山県の発表は、災害後6年目の現在ということで平成30年7月の西日本豪雨災害から現在までの活動を発表されました。豪雨災害はどこでも起きうる災害で他人事とは思えずに聞いていました。

災害がおきてからつながりを持つことではなく今平穏なときから建築士という立場でつながりをもつことの大切さを改めて教えてもらいました。私はもう支えてもらう立場なのですが若い建築士の方々の地域での活動に期待したいと思いました。

基調講演は2部にわかれていました。どちらも最近よく言われるウェルビーイングについて話されました。真島氏はTOTOのUDの考え方、畑島氏はインクルーシブな社会を目指してトイレについての考えを事例を通してお話していただけてとても楽しくきくことができました。

トイレの考え方にも若い方の発想は夢がありまたABWの考え方のオフィースの話では、最近のドラマのオフィースがABWの考え方で設えてあることに今さらですが気が付きました。

畑島氏は建築デザイナーとして活躍する中セクシャルマイノリティの当事者として発言活動もしています。

テレビなどで拝見したこともあります。

畑島氏は具材を煮込んでしまうカレーではなく「出汁の効いたおでん型の社会をつくりたい」と言われました。多様性(おでんの具)の共存が社会の強みになる。社会という出汁の中で個人も活躍しそれが社会に還元される。という最後のまとめが印象的でした。

コロナ禍という大変な時期もありましたが、障がいを持った私でもWEBという形でいろんな方と繋がる手段ができ全建女に今回も参加できたことに感謝いたします。

 


■令和6年度 
第33回全国女性建築士連絡協議会(東京)に参加して

報告者:長瀬 八州余
 

7月14日・15日の全建女東京大会に参加しました。

資料の袋の中には、要旨集・名札入れ・TOTOの資料集の他に、来年の建築士会全国大会おおさか大会のPR用飴の入った袋と、昨年の全建女石川大会を行った石川県の女性委員会のリーフレット「花だより」(石川大会の記事有り)が入っていました。

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(↑受付でもらった資料)

 

【一日目】

午前中に令和6年度全国女性委員長(部会長)会議がありました。

受付後13:30から開会式です。

連合会の会長が近角氏から古谷氏に、女性委員会担当副会長は秋田県の淡路氏から神奈川県の上原氏に変わりました。

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(↑古谷会長と上原副会長)

 

数年続いている、畳屋さんですが、今年は7月14日の一日のみの開催でした。

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(↑畳でおおもてなし)

 

被災地報告は能登半島地震関係の報告で、石川県、富山県、福井県、新潟県からの報告がありました。
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(↑北陸3県の発表の様子)

 

活動報告として、岡山県から「繋がりをもつこと ~災害後6年目の現在地~」と題して、西日本豪雨災害から6年後の現在の報告がありました。
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(↑岡山県の活動報告の様子)

 

基調講演は基調講演1ではTOTO株式会社 UD・プレゼンテーション推進部 東京プレゼンテーショングループ 企画主査の真島香氏の「一人でも多くの人に使いやすいパブリックトイレを目指して」と題して講演いただきました。

基調講演2では、株式会社日建設計の畑島楓氏より「インクルーシブな社会を目指した-トイレから誰もが使いやすい建築を考える-」を台湾の台北よりリモート参加で講演いただきました。(仕事の関係でどうしても帰ることができなかったとの事です)

基調講演中は写真撮影禁止、WEB参加のかたは、スクリーンショット、録画の禁止がありました。

交流会では最初に、「ワンバイワン」があり、宮城県、東京都、愛知県、和歌山県、愛媛県、沖縄県 6県からの報告がありました。

その後、おのおの交流をしました。来年の全建女は山形県なので、山形県の方は積極的に皆さんと交流を図っていたようです。

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(↑交流会 全体の様子)
 

一日目終了後、岐阜県の4名は、富山県から参加の3名と一緒に居酒屋にて交流会を持ちました。他県の方とこのような交流会を持つことは初めてで、楽しい会でした。

 

【二日目】

二日目は分科会なので、各々自分の参加する会場へ向かいます。

 

参加人数は分科会報告での人数です。会場で人数の報告がなかった分科会の参加人数は、括弧内で、申し込みでの人数です。

A分科会  対面 29名  WEB 13名 合計 42名

B分科会  対面 35名  WEB 20名 合計 55名

C分科会 (対面 15名  WEB  8名 合計 23名)

D分科会 (対面 28名  WEB 10名 合計 38名)

E分科会  対面 14名  WEB  4名 合計 18名

F分科会 (対面 19名  WEB  2名 合計 21名)

G分科会  対面 40名  WEB  7名 合計 47名

 

大会アピールが本間委員長よりありました。

今年の10月に開催される建築士会全国大会鹿児島大会のPRが鹿児島県の女性委員会よりありました。

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(↑鹿児島県の人が来ているパーカー)

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(↑全国大会鹿児島大会のPRの様子)

 

来年の全建女「山形大会」のPRが山形県の女性委員からありました。
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(↑全建女山形大会のPRの様子)
 

無事に令和6年度 第33回全国女性建築士連絡協議会(東京)大会は終了しました。

 

連合会の女性委員会の委員はこの全建女をもって任期が終了です。

今回は委員の入れ替えがありました。

本間委員長は退かれて、北海道建築士会の会長に就任されました。
女性委員会の委員長は、副委員長だった、大阪建築士会の石貫さんがなられます。
副委員長は愛知県の筒井さんと宮城県の小林さんは留任で、新たに女性委員だった、北海道の斎藤さんが新副委員長になります。
各ブロックからのブロック代表委員は全て新人です。

 

外部の業者に頼むこと無く、青年委員の手助けはお願いしていますが、ハイブリッドで運営している全建女です。
今年も少し音声等の不備が有ったと聞いていますが、年々経験を積んで、最初の頃と思うと体制は整ってきていると思います。WEBで参加している皆さんには、温かい目で見ていただけるとありがたいとおもいます。

 

全国女性委員長(部会長)会議に参加して

 

報告者 岡田 利里

 

 

これまで全建女に出るたび、全国女性委員長(部会長)会議というのは、普通に会議室で机を円にして行う会議をイメージしていました。

初めて出席しましたが、ホールで前を向いての会議で、少し緊張がほぐれました。

今年度から連合会会長になられた古谷誠章氏の、女性ならではの視点から社会を変えていってほしいという開会挨拶、副会長の上原伸一氏の挨拶がありました。

協議事項では、令和6年度第33回全国女性建築士連絡協議会(東京)のアピール(案)の提示があり、徐々に気分が盛り上がってきました。

各都道府県活動報告は、各県1分とのことでしたが、私は途中でベルが鳴ってしまい、少し端折って報告しました。

東海北陸ブロックの活動報告はブロック会議で聞く機会が多いですが、全国の他県の活動報告は、全国女性委員長(部会長)会議でしか聞けないので(要旨集には載っていますが)、今回聞いた内容を、岐阜県の活動にも生かしていきたいと思いました。

 

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(↑会場の様子)

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(↑岡田さんの発表の様子)