岐阜県建築士会 女性委員会

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令和5年度(2023)活動報告

HOME令和5年度(2023)活動報告第65回建築士会全国大会 しずおか大会 その1

第65回建築士会全国大会 しずおか大会 その1

会場入り口にて集合写真



日 時:令和5年10月27日(金)

会 場:静岡グランシップ

     (静岡市駿河区東静岡2丁目3-1)

テーマ:歴史と文化の継承

    ~ローカルに生きる~

    より高く、より深く、語り合おう これからのローカル

参加者:3名

 


建築士会全国大会しずおか大会に参加して

報告者:長瀬 八州余

 

第65回建築士会全国大会しずおか大会が、令和5年10月27日(金)に静岡市グランシップにておこなわれました。岐阜県女性委員会からは、髙野さん、下川さんと長瀬の3名が参加しました。髙野さんと下川さんは日帰りでしたが、長瀬は2日目のエキスカーションにも参加しました。

 

27日は、女性委員会セッションが午前10時から始まるので、前泊をして、会場へ早めに行きました。

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(↑至る所に案内があります。)

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(↑今回の静岡県建築士会の上着は白色です)


 

受付付近には、静岡県のキャラクターの出世大名家康くんたちのお出迎えもありました。

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(↑ キャラクターのお迎え)
 

グランシップ3階ロビーには、全建女石川大会の報告パネルがありました。

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(↑ 全建女石川大会の報告の様子)

 

10時~12時まで各セッション参加です。
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(↑ 女性委員会セッションの様子)
 

 

12時から昼食です。

石黒会長、福田さん、髙野さん、桂川さんと一緒に食べました。

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(↑ 食事の様子)

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(↑彩り静岡弁当)      (↑静岡味めぐり)     (↑うなぎ弁当)

 

 

13時からは記念講演とパネルディスカッションですが、団体のバスが遅れているので少し開始時間が延びました。

パネルディスカッションは忌憚のない意見が出て楽しく聞く事ができました。


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(↑ パネラーの紹介)

 

15時から大会式典です。

オープニングは「富岳太鼓」による太鼓の演奏でした。
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(↑ 富岳太鼓の演奏の様子)

 

次回の開催は鹿児島県です。水色の上着を着ている人は鹿児島県の人たちです。
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(↑ 大会旗引継の様子)

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(↑ 鹿児島県のアピールの様子

 

18時からの大交流会は会場を静岡駅すぐのホテルグランヒルズ静岡で開かれました。

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(↑ 大交流会の様子)
 

お天気もよく、一日無事に過ごすことが出来ました。


 

記念講演に参加して

報告者:髙野 栄子

 

  • 基調講演「城づくりの歴史と文化」

基調講演は2部構成でした。一部は静岡大学名誉教授の小和田哲男先生による「城」についての講演でした。小和田先生は岐阜県との縁の深い方で、関ヶ原の古戦場記念館の名誉館長もお努めの戦国研究の専門家です。

城のはじまりから現在までをお話し頂きました。城とは弥生時代から2千年の歴史があり、天守を持つ城は主に関ヶ原の戦い以降の築城ラッシュで生まれたそうです。

また城を作るには5つの工程があり地選、地取、縄張、普請、作事という流れで出来るとのことでした。建造物は天守だけではなく、御殿や櫓などその他の建造物を含め城郭建築となるようです。その他城の分類、構造などとても楽しく、わかりやすい講演でした。

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(↑ 講師の紹介)
 

  • パネルディスカッション「城郭遺産等の保存と活用」

二部は、講演をされた小和田先生と三浦先生、加藤先生によるパネルディスカッションでした。

公益財団法人日本城郭協会なる会があることを初めて知りました。お三方はその会の役員さんでした。ファシリテーターの加藤先生の軽快なお話と、他の先生方の意見が楽しい講演でした。

現存する江戸時代の天守は12ヶ所あるそうです。明治の廃藩置県の際取り壊された城がたくさんあり、その城跡に戦後徐々に再建天守が増えて行ったようです。観光施設や展望台としての城がふえ現在はインチキ天守がたくさんあるようです。復元した天守は前の物とは全く違い、そもそも天守がなかった城に天守をつくっているようです。

写真や絵図がのこり、100%再現が可能な城は100%再現してこそ歴史的建造物としての価値があると力説してみえました。近年本物志向に向かい、木造での復元、再現が増えつつあり、天守だけでなく御殿や門の再現も進んできているようです。そこで名古屋城の再建についても話題になり、興味深い意見がありました。小和田先生は、城とは革靴で踏み入れるものでなく、入口で靴を脱ぎ靴下で入ってこそのお城だとおっしゃってみえました、わたしもまったくその通りだと思いました。

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(↑ パネルディスカッションの様子)


 

建築士会全国大会しずおか大会 大交流会に参加して

報告者:長瀬 八州余

 

 静岡グランシップでの大会式典終了後、JRにて、東静岡駅から静岡駅に降りて、大交流会会場のホテルグランヒルズ静岡へ向かいます。

 私たち岐阜県は東海北陸ブロックで静岡県と同じブロックなので、席が会場内ではなく、ホール側でした。

参加者は約800名との事です。

 会場は多くの人でいっぱいです。乾杯後立食です。

大道芸人さんのパフォーマンスがあったり、次回の開催県の鹿児島県の踊りの披露などがありました。

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(↑ 飯尾静岡県建築士会会長の挨拶の様子)


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(↑ 席表)


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(↑ 大道芸人さんのパフォーマンスの様子)

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(↑ ステージ上で鹿児島県の人たちが踊りのパフォーマンスの様子)