令和4年度(2022)活動報告
第21回 気楽にらくだ会
岐阜県庁新庁舎の見学会
日 時:令和5年3月1目(水) 10:30-11:45
見学建物:岐阜県庁新庁舎(行政棟・議会棟)
集合場所:行政棟1階総合受付前
参 加 者:13名
スケジュール
10:30~11 :45 見学会
12:00~13:30 会食(木曽路 岐阜店 にて)
新県庁舎見学に参加して
報告者:津川 文江
1966年に建設された第4代目県庁舎が老朽化し、災害対策の拠点として耐震性を確保できないため 隣地に新県庁舎が建設されました。当日は、県の職員の方2名の詳しい説明を聞きながら見学しました。
通常建物の1.5倍の耐震性を確保し揺れを軽減させる免震装置を設置、環境負荷やライフサイクルコストを低減させるよう自然採光や太陽光を活用し、バリアフリーに配慮して誰もが安心して利用しやすい庁舎となっているそうです。
又、この建設には、隈研吾氏が岐阜県庁デザインアドバイザーとして務められたそうです。
県庁舎は行政棟と議会棟からなり、行政棟は地上21階・塔屋2階 鉄骨造、議会棟は地上6階 鉄骨造で外壁は、岐阜県産タイルです。
内装は、ぎふの木や 県産品の恵那石・郡上石等のぎふの石、美濃焼タイル、美濃和紙、飛騨の家具などを活用しています。
1階のエントランスホール内装では、すべて県産材を使用し桧の大和張り、桧のルーバー 床タイルで、桧を千鳥格子に、ひときわ目を引く総合案内カウンターがあります。
(↑ 受付カウンターまわりの様子)
ミナモホールのホワイエの壁には、高山市の左官 挟土秀平氏の大作(10mx4m)で飛騨の祭り屋台の「紙吹雪」と美濃の鵜飼いのかがり火の「火の粉」が舞う様が表現されており、その造形の迫力に驚かされます。
(↑ ミナモホールホワイエ見学の様子)
行政棟20階には、東西100m、南北30mの岐阜市を一望できる展望ロビーがあり、岐阜県産の椅子やソファ等 飛騨の家具が配置されています。又、日本の大理石モザイク壁画の第一人者 矢橋六郎の作品「春夏秋冬」が第4代目庁舎から移設されております。
(↑ 展望ロビーと家具)
(↑ 大理石モザイク壁画)
今まで県庁は用事のある人しか来ない場所でしたが、20階の展望ロビーでのパノラマや、モザイク壁画を堪能するために多くの人が訪ねることと思います。
続いて議会棟の方へ行く途中、「ぎふ結のもり」に植栽した桜の木についての説明や災害時の防災井戸・かまどベンチ・マンホールトイレの説明を受けました。
(↑ 説明を受けている様子)
議会棟2階情報コーナーの天井には、ヒノキ材を柱状にカットしたものを天井に取り付けてありました。壁には、ステンドグラス製作者として活躍した木内真太郎の作品も移設されています。
(↑ 会議棟 2階 情報コーナー)
1階の壁には、加藤孝造氏製作の陶壁を移設してあります。「さきがけ」という名です。
(↑ 陶壁の説明を受けている様子)
新庁舎は内装だけでなく見ごたえのある作品が多くあり、静寂の県庁舎ではなく賑わいのある県庁舎になっていると思います。
もう一度行ってみたくなりました。
気楽にらくだ会に参加して
報告者:長瀬 八州余
今回の「気楽にらくだ会」はコロナ禍ということもあり、女性委員会だけの集まりとしました。
10時20分に、1階受付に集合ということで、ボチボチ女性委員が集まっていたら、石黒会長がエレベーターから降りてみえました。女性委員会の新庁舎の見学会と説明をしましたら、急遽参加される事になりました。
県庁からの説明の方は2名ですが、1名は女性委員の方です。
セキュリティ対策がしっかり取られていて、一般エリア、来庁者エリア、執務エリアと3つに分けられており、今回は一般エリアのみの見学会となっています。
見学ルート:行政棟1階→行政棟20階→行政棟3階→行政棟2階→連絡通路よりぎふ結のもり→議会棟2階→議会棟1階
新庁舎の見学会後 場所を木曽路 岐阜店へ移して、会食会と女性委員会をおこないました。
委員会は、主にブロック後期ぎふ下呂大会の反省をおこないました。
(↑ 会議の様子)