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2022年度 ぎふ木造塾 第2回講義

開催日時:2023年1月28日(土)14:00~17:00

開催場所:(講義)各務原産業文化センター

     (建物見学)KAGAMIHARA PARK BRIDGE

参加者数:35名(一般18名・学生5名・その他12名)

講  師:岐阜県林政部県産材流通課 中島様

講義内容:非住宅建築物の木造化について

講  師:建築家 井端菜美様/建築家 河合啓吾様

講義内容:木造でつくるということ

 

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会長挨拶                  講義会場 前景

 

 今年度、ぎふ木造塾の第2回の講義は、講義と建物見学を同時開催させて頂きました。まず、建築士会会長からご挨拶と建築士会の活動内容の紹介がありました。会場の様子です。今回も多くの人に、ご参加頂きありがとうございました。

 

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岐阜県林政部県産材流通課 中島様      建築家 河合啓吾様(左)/建築家 井端菜美様(右)

 

 講義の前半は、岐阜県林政部県産材流通課中島様より、非住宅建築物の木造化についてご講義頂きました。木造利用促進法改正の背景、その改正法の内容の説明を聞きました。その後、岐阜県が取り組む森林づくり基本計画や県産材の利用状況、木造化率、県産材利用促進条例の説明がありました。続いて、県産材利用フォーラム、木の文化フォーラム、相談体制の整備、人材育成、普及啓発(ぎふ木造建築ポータル)、住宅の支援策など、多くの情報と今後の展望を学びました。

 講義の後半は、建築家 井端菜美様、建築家 河合啓吾様より、「木造でつくるということ」と題し、お二人の設計活動、考え方をご講義頂きました。お二方は、住宅などを設計する時はそれぞれ個別でも活動され、公共など場合によっては、協働で設計活動をされています。井端様からは、飛騨五木グループ「飛騨の匠」、自然資本を活かした7つの事業、住宅作品「川と家」から、住みながら空間を変え、生活に合わせて家をアップデートし、変わっていくものと変わらないものの話をお聞きしました。河合様からは、SLBH(Super Low-cost Big House)シリーズの中から、SLBH1、SLBH4、SLBH6をピックアップし、ぶれない骨格(設計のルール)、構造の可視化、建築のコスト等のお話をお聞きしました。そして、協働設計の「森のわくわく庭(2題)」の説明があり、その後、各務原市との官民連携事業としてプロジェクトが発展した「KAGAMIHARA PARK BRIDGE」のお話を聞きました。

 

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外観見学                  内観見学

 

 建物は、2つの公園の間の架け橋となる施設として開放的な木造軸組みによるシンプルな構成で、並木道や公園と溶け込むように計画されていました。住宅のお話でもありました、構造の可視化がそのままスケールアップし、子供たちの楽しいふれあいの場に相応しい、あたたかな空間が構成されていました。実際、閉館ぎりぎりまで、多くの子供達が楽しくすごしていました。

 

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講師による建物説明+質問タイム       委員長挨拶

 

 今回は、講義を聞いてからそのまま建物見学をするという形をとり、とても分かりやすく座学で得た内容がそのまま体験できるというとても楽しい講義でした。

 

 3月にも大阪への建物見学を予定していますので、皆様、今後ともよろしくお願いします。

 
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