2018年度
2018年 ぎふ木造塾 第2回講義 報告
開催日時:2018年9月22日(土) 13:30~16:30
開催場所:OKBふれあい会館 301会議室
受講者数:69人
講 師:建築家 中村 好文 氏
講義内容: 木造と木製
2018年「気候風土適応住宅」現場見学会 ②
手刻み・土壁・石場建ての伝統工法の現場を興味深く見学して頂き、熱心に講義を聞いて頂きました。
また来年度より活動を始める「岐阜気候風土適応住宅部会」の説明も行い、早速2人の方に参加表明を頂きました。
岐阜らしい伝統工法の民家が、将来に残るような活動に繋がる事に期待ですね。
ご参加いただいた20名の皆様、ありがとうございました。
建物概要
国土交通省 平成29年度 サスティナブル建築物先導事業(気候風土適応型)第2回採択プロジェクト
施工/岡崎製材所
設計/水野設計室
2018年 ぎふ木造塾 第1回講義 報告
開催日時:2018年8月25日(土) 13:30~16:30
開催場所:みんなの森 ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオ
受講者数:47人
講 師:(有)横内敏人建築設計事務所 横内 敏人氏
講義内容:~「和」の住宅設計について~
第1回目の講義は、~「和」の住宅設計について~というテーマで横内敏人先生に講義していただきました。
講義はパワーポイントでまとめられたスライドを使って実例作品等を例に挙げながらの講義でした。
「和」についてまた日本建築について横内先生の考え方、感性、ルーツ、ディテールなどを話していただき、とても勇気が湧いてくる講義でした。
【受講者の声】
- とても楽しい講義でした。また、建築を頑張ろうと思えた時間でした。
- 感性や考え方、詳細、ディテールの話がとてもよくわかる内容で、話のバランスも良くて大変良い講義でした。
- ずっとお話を聞いてみたいと思っていた先生の講義で、とても楽しく拝聴しました。質問できる機会がありうれしかったです。日々の仕事の励みになりました。
2018年 「木造ラーメン」現場見学会
【岐阜県産ひのき製材からなる「木質ラーメン」の上棟】
開催日時:平成30年9月8日(土) 13:00~16:00
開催場所:岐阜県可児市 有限会社ライン工業敷地内
木造塾参加者:12名
ライン工業では、代表の瀧本が開発した木質構造体「囲柱(いちゅう)ラーメン木構造」を使って、自社新事務所を建設しています。1階が鉄筋コンクリート造、2階が木質ラーメンの2階建て混構造です。この構造体は、汎用木材4本と緊結金物を組合わせて1本の柱に見立てており、壁を必要としない大空間を実現します。鉄骨でも木造でも建てられる非住宅を主にターゲットにしています。見学会では実際の建て方を行い、見学者には途中、足場に上がってもらい、間近で作業を見ていただく時間を作りました。撮影も自由にできましたので、じっくり見ていただけたのではと思います。見学者の感想からは、建て方が鉄骨造のそれそのもので、建て方スピードの速さを実感されていました。建物は今年の12月に完成し、しばらくはモデル棟として一般の方に使ってもらえるような「貸スペース」にしたいと考えています。
私は木造塾に入って3年。今後も勉強させていただきながら、この構造体と共に成長していけるよう努力していきます。お忙しい中、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。 (瀧本 実:㈲ライン工業)
2018年「気候風土適応住宅」現場見学会 ①
最近では見かけることの少なくなった伝統工法の現場を興味深く見学して頂き、講義後には多くの質問を頂きました。
ご参加いただいた20名の皆様、暑い中ありがとうございました。
【参加者アンケート紹介】
今回の「気候風土適応住宅」現場見学会に出席させて頂き、日本の住宅建築の伝統工法が継承される道筋が残されている事に安堵致しました。
昨今の住宅事情は大手ハウスメーカーによる均一化された施工方法とデザインが主流となり、今やその波に住宅業界が一変されようとしています。
古来より、選りすぐりの洗練された工法と技法からなる伝統工法がなおざりになってしまいます。そういう意味からして「気候風土適応住宅」を推し進めて頂きたいと願います。