2010年度
第7回講義を終えて
本年度最後「ぎふ木造塾」の講座本当にご苦労さまでした。最後の講座としては時期的なこともあり、出席者が少な目だったのは残念でした。
講師は村上敦史氏・望月仁氏により進められ、持ってきていただいた架講設計モデルプランを使った実技演習課題をこなしながらの講座でした。
「安全な構造の伏図の描き方」-株式会社エクスナレッジ 発行-を参照しながら・直下率とは何か?・構造ブロックの考え方を講義して頂きました。
その後モデルプランを使用して壁直下率、柱直下率のチェック図を作成し電卓を使いながら壁直下率、柱直下率を算定しました。
昨年もそうでしたが、自分自身で作業を行う事で架講設計時の力の流れを体感する事を感じました。又、実際に問題が生じた事故事例を参考に、その原因と対応をお聞きしました。
時間が無く、十分な説明を受けることができなかったのは残念でした。塾生の皆さんも参考にいただいた直下率調査票を大いに活用して下さい。
知らないうちに危険な家を設計しないよう十分心がけたいと思わされた講座でした。
<受講生の感想>
○実際に手を動かしての作業なので理解しやすかったです。模擬検定やってみたかったです。来年の木造塾で是非お願いします。
○昨年に引き続き講義を受けました。今回はチェック図の作成から対策の検討までやってみて、より理解が進みました。時間があればもっと演習をやりたいです。
○今までは間仕切壁直下率及び柱直下率は感覚的に行ってきただけでしたが、本講習では計算の仕方そして問題が起きた時の対策の方法などが良く分かりました。
○いつもCADに任せていた事が実際手で出来る方法が分かってよかった。説明も分かりやすくてよく分かった。もっとグレードの高い話を聞きたい。いろいろな棟梁の話を聞きたい。