2008年度
2008 第5回 「住宅リフォーム実践のすすめ」
10月19日 講師:岐阜県立森林文化アカデミー教授 三澤文子 氏
スクラップ&ビルドから地球環境保全の時代に入り、建築業界においてもリフォームの重要性が増してきているが、まだまだそのノウハウは発展途上である。
そんな中、三澤先生たちは持続可能な社会実現のためのリフォームに取り組んでおり、その取組みを分かりやすく講義していただいた。
始めに「木造建築病理学」という聞きなれない言葉の説明があった。
一般的に県や市が補助する耐震診断や耐震改修では建物の強度を増すと言う作業が主であるが、三澤さんたちは同時に暮らしやすさや温熱性能なども踏まえた耐震補強という建物の総合的なリフォームを勧めて、長寿命化、持続可能な社会構築に貢献していくとのことであった。