2008年度
2008 第1回 「板倉の家づくり」
6月21日 講師 : 筑波大学大学院人間総合科学研究科教授 安藤邦廣 氏
内 容・・・地域材と職人の技を生かした家づくりとして開発された板倉構法の特徴と
開発から壁倍率認定、防火構造認定取得までの経緯について事例を紹介
しながら解説していただきました。
テーマ「板倉」 ついて、名称の由来、「板倉は、角材や厚板で壁を組んだ倉」の説明から始まり、組み方の全国分布について説明を受け、県内では高山市久々野町に3階板倉が現存しているそうです。
これまでに、完成した板倉の家をパワーポイントで計画時から、建て方風景、完成内部 の写真で説明され、坪単価の事まで説明して頂きました。また、ほとんどの家が、薪ストーブを使用されていますが、内装制限的に問題があるというこです。
将来的には壁の板厚等で緩和される予定と補足されました。
岐阜県には豊富な木材資源が有り、材料調達が可能性が有りそうですが、現在は規格的に製材しているところ無く、県外からになります、設計及び工事については、「木のすまい・板倉の家協同組合」を運営されて、施工実績ある会員の方もお見えになります。
詳しい壁倍率及び工法詳細については、別団体の会員になり講習を受けてくださいのことです。