福まち建築士 2018年度
第10回まちづくり賞 発表会&公開選考会に参加して
日時:平成30年10月25日 13:30~
会場:大宮ソニックシティビル
報告者:下川滝美
平成30年10月25日、全国大会さいたま大会の一日前にまちづくり賞の選考会が開催されました。
8月に一次選考の結果、まちづくり賞大賞候補に選出されたと連絡があり活動報告の準備をしてきました。
今回の結果は残念でしたが「福まち建築士」誕生からまだ日も浅いこともありこれからが期待されると評価を頂きました。
福祉まちづくりの入選は今までなかったということでそれだけでも意義があったと思います。
13時30分から開会、趣旨説明の後くじ順に8事例を持ち時間8分で発表をします。
私は三番手でした。一番は高校生建築科の生徒の発表で台本もなしのプレゼンに圧倒されました。
二番の方は時間が足りず選考委員からの質問も厳しかったこともあり次第に緊張感が増していきました。私は準備していったパワーポイントを操作し必死で原稿を読むことが精一杯でした。
発表後選考委員から質問を受け、全ての発表が終わった後にまた全体を通して質問の時間がありその後公開選考でした。
選考委員からの質問で「これは建築士として当たり前のことではないですか?」というものがありました。「当たり前のことが今は出来ていないのですね。」「連合会として取り組んでいることを岐阜がパイオニアとして始めたということですね。」
厳しい質問もありましたが最後の評価として「建築士が仕事をしていく上で重要なことだ。
自信を持って活動を進めて欲しい。」「これからがスタート。もう一回出して欲しい。」「この分野のパイオニアとして自信を持って貫いてほしい」等の意見を頂きました。
大賞に選ばれた事例は長年取り組んでいた事例であり、規模も大きくまさに「まち」を動かしているというものでした。また他の事例も建築士や建築士会が関わりまちづくりをしている活動で、どこも楽しく勢いを感じました。
当日一人での参加は岐阜だけでした。他の団体は多くの応援団がいて、プレゼンも工夫しており、まちづくりに対する熱い思いも伝わりました。
まちづくりは一人ではできません。多くの方を巻き込んでその結果がでるような取り組みを目指していきたいと思いました。