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福まち建築士 2024年度

HOME福まち建築士 2024年度令和6年度 第1回 フォローアップ研修(白川郷見学)

令和6年度 第1回 フォローアップ研修(白川郷見学)

日時 :令和6年9月27日(金)11:00~16:00

場所 :白川郷、白川村総合文化交流施設(白川郷道の駅内)

参加者:福まち建築士 6名/その他 2名

 

 秋なのに驚くほど暑い日でした。木陰に入ると涼しくほっと出来る場所もありました。

 今回の研修は飛騨市から重度心身障がい者である勝田萌さんが母のなお子さんと一緒に参加して頂けました。福まち部会のバリアフリー見学会でしたので、当事者の萌さんと行動出来たことはとても有意義で大切な経験をさせて頂きました。

 白川郷の重要伝統的建造物群保存地区内にあるユニバーサルトイレを4箇所、道の駅白川郷のユニバーサルトイレ1箇所、計5箇所のトイレを見学しました。スロープの角度や幅なども検証し、その後、勝田さんと意見交換しました。

 地区内は思ったよりスロープはありました。また重度心身障がい者の車いすが通る事が出来る通路等も整備されていました。ただ舗装が整備不良で、方向転回の難しいカーブ等もありました。またユニバーサルトイレには大人のおむつを替えるスペースがまったく無かったです。収納式多目的シート(以下ユニバーサルシート)の必要性を実感しました。

 意見交換会では勝田さんのおかげで、当事者でも意見の相違があるということが分かりました。人によって万人に合うものは無理なので、今回地区内を散策中に”手を貸しましょうか”と声を掛けてくれた外国人の方のように、ハードが合わないところは心のバリアフリーで解消する日本でありたいと思いました。

 

見学しながらの意見交換

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※奥に授乳室があり、そこのベビーシートがもう少し大きいと大人である重度心身障がい者のおむつ交換に代替でき外出の幅が広がるそうです。

 ユニバーサルシートをトイレに設置出来ない場合、こういったスペースにもう少しだけ配慮できるようにしたいです。

 

白川郷内のユニバーサルトイレのひとつ    舗装がはがれてトイレまで行きにくい

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白川村総合文化交流施設の視聴覚室で意見交換会

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