福まち建築士 2019年度
全建女 G分科会 「高齢者と住まい」 発表
日時:令和元年7月14日(日) 8:50~10:40
出席者:伊藤、髙野、女性委員会より長瀬
コメンテーターとしての発表
全建女の分科会でコメンテーターとして参加して欲しいと依頼がありました。
そこで女性委員会と共同で発表準備をしました。福まち建築士としてのPR活動の一環としてパペットを使った事例紹介を岐阜県建築士会で10月開催の「建築士の日フェスティバル」を予定していましたが、急遽全建女を照準に準備をしました。参加人数により実際に行うことは難しい為ビデオを撮り流すことにしました。資料としては昨年度全国大会でまちづくり賞に応募し、発表の時に使用したパワーポイントを元に昨年からの活動の内容も加え発表しました。
人形劇での事例紹介
1.岐阜県の活動に関する質問
・H30年3月の福まち研修の詳しい内容について
・福まち建築士派遣制度について
受付方法、料金(有料と無料の違い)、士会から受け取る手当てについて
・福まち建築士と福祉住環境コーディネーターとの違いについて
2.他県の活動について
・福島県 福祉住宅改修業者は登録制
・千葉県 福まち部会を立ち上げ準備中 住宅改修は福祉用具業者に集中している
・群馬県高崎市 リフォームヘルパー制度がある
退院前カンファレンスに参加 介護保険の申請内容の確認なども行う
・広島県 福祉プランナー制度がある
3.意見交換
・福祉用具業者に相談し、そこで解決していまうことが多い。
・業者の下請けで利用者との相談に立ち会ったこともあったが、
正直な意見を述べたら邪魔にされてしまった。
・手すりだらけになって、後で撤去したケースがあった。
・「手すりってよくとれるんですよね。」とケアマネに言われたこともあった。
・住宅改修は手すりだけではないけれど、建築士に相談しなければならない程ではないと
思われている。
設計業務が必要な大規模な改修になるケースが少ない。
・報酬をどこから受けてよいのか分からない。
ほとんどボランティアのような業務を続けている。
・設計事務所は確かに敷居が高い。