委員会
2022年 第13回高校生の「建築甲子園」 ~地域のくらしーこれからの地区センター~報告書
昨年、岐阜代表に選出されました岐阜工業高等専門学校(あつまれ はしまの丘)が
全国大会へ出場され、奨励賞を受賞されました。
本日(令和5年2月02日)、賞状並びにトロフィー/記念品・賞金の贈呈式に以下のメンバ
ーで行ってきました。
(石黒会長 小川委員長 会員増強委員長 伊縫相談役
建築甲子園委員 藤原さん 成瀬 以上5名)
受賞された生徒4名は、賞状/トロフィー等をとても嬉しいそうに笑顔で受け取っていただ
く事ができました。みんなで賞金の中味を確認する姿は、純粋無垢で、「少し贅沢な物が食
べれるね」なんて話が飛び交うとても微笑ましい受賞式の雰囲気でした。
その後は、作品監督を務められた櫻木先生と石黒会長をはじめメンバー全員交えて、
次年度の建築甲子園の前向きなお話や、現在進行中の瑞浪市のプロジェクト報告のお
話・多様にわたる座談会となりました。
建築士を目指す未来の担い手と建築士会/地域社会との連携について等々、普段は聞けない
意見交換ができた1日となりました。
7月1日は建築士の日です。
皆さんご存知でしたか?私も事業研修委員会で活動するまで、実は知りませんでした。
では何故7月1日かというと、昭和25年に建築士法がこの日に施行されたことに由来します。全国的に「建築士の日」(7月1日)を設けて、社会に広くPRし、われわれ自身も改めて建築士の意識を再確認する日としたい。として第30回建築士会全国大会(岩手大会)で大会決議され、社団法人日本建築士会連合会が昭和62年10月2日に制定しました。
7月1日は「建築士の日」です。覚えておいてください。
(公社)岐阜県建築士会では事業研修委員会を中心に建築士の仕事、建築士会の活動を広く知ってもらう為に商業施設などで「建築士の日フェスティバル」を長年にわたり開催してきましたが、昨年、そして今年度もコロナウイルス感染拡大防止を考慮して開催しない事となりました。商業施設でのフェスティバルは中止しますが、今後も建築士の役割や建築士会の活動を広く知っていただけるよう考えていきます。また建築士会会員皆様の仕事に役立つような講習等も開催していきたいと考えております。
当委員会では他にも木造塾、建築相談、応急危険度判定など色々な活動を行っております。これらの活動に興味のあるかた、こんな企画やってみたいと思われるかたは是非一緒に活動してください。気軽に建築士会事務局の方にお問い合わせください。
(公社)岐阜県建築士会 事業研修委員長 畑中 聖知
TEL:058-215-9361
建築士の日フェスティバル2019の様子です。
建築関係講習会(家相講習会)
平成30年度第1回建築法令関係講習会
第2回岐阜県建築士会建築相談セミナー
金沢職人大学校視察
大工研修会(勉強会)を岐阜県で開催したく、金沢職人大学校さんに視察に行ってきました。金沢市では、職人の技術の向上や産業の発展で職人学校を開校したのではなく、「歴史に責任を持つ文化政策でまちづくり」の考えで20年前に学校を開校しています。石・瓦・左官・造園・大工・畳・建具・板金・表具の9業種9組合より寄付を集い金沢市が出資金を出して金沢職人大学校を設立したそうです。もう本科(金沢匠の技能士)では8期生になるそうで、20年前の一期生が現在の講師をしている科もあるそうです。
視察時に武家屋敷の土壁を雪や寒さから守る、石川県の冬の風物詩「薦(こも)掛け」の準備をしていました。
修復専攻科(歴史的建造物修復士)もあります。こちらの科は本科を卒用した方や設計士の方などさらに3年間学ぶそうです。修復専攻科の加工場には色々な材料(古材)が積み上げられていました。仕口など複雑な物まであり3年間みっちり学べると思うと羨ましいです。
本科、修復専攻科に参加している年齢は30代~50代で各組合の推薦で中堅職人の方が学ばれます。卒業後本科は「金沢匠の技能士」、修復専攻科は「歴史的建造物修復士」の称号が与えられ、金沢市の仕事をする際、技能士の資格を持った方が行うなどしているそうです。また、学校が仕事を受け卒業生などが自主研究グループを作り、こちらに学校から仕事を依頼しているそうです。
事務局長がとても熱心に説明くださり有意義な視察でした。